鎌倉・由比ヶ浜にある「松原庵」は、築70年の古民家を改装した蕎麦懐石の名店。静かな空間で、旬の日本料理と蕎麦、日本酒を楽しめることから、地元客から観光客まで幅広く支持されています。
本記事では、松原庵の雰囲気や料理、訪問時のポイントを実体験をもとに紹介します。
鎌倉を代表する蕎麦懐石「松原庵」
鎌倉のお蕎麦屋さんといえば松原庵。通年を通して昼どきは行列ができることも多く、訪れる際は時間に余裕を持つのがおすすめです。この日は12時に到着。雨天だったこともあり、珍しく3組待ちでの入店となりました。
松原庵は2007年3月に開業。築70年の古民家を改装し、蕎麦と日本料理、お酒を楽しめる一軒として、地元の人々や観光客に親しまれています。単に蕎麦を提供するだけでなく、旬の食材を用いた日本料理とともに、日本の風情を残した空間で味わう——
そのスタイルは、何度足を運んでも心が落ち着きます。※2021年には、腰越にHOTEL AO KAMAKURAを開業。
梅雨の庭で出会った紫陽花|松原庵の静かな季節の表情
梅雨の季節に訪れたこの日、庭先には紫陽花が咲いていました。花びら一枚一枚がコロンとした、少し変わった佇まいに思わず足を止めて記録。

後から調べてみると、江戸時代に誕生した「ガクアジサイ(正式名:ウズアジサイ)」という種類だそう。小ぶりで可憐な姿が、しっとりとした古民家の空気によく馴染んでいました。
母屋で過ごす、くつろぎの時間|松原庵の席と過ごし方
松原庵では、テラス席と母屋を選ぶことができます。テラス席は犬同伴も可能で、由比ヶ浜の散策途中にも立ち寄りやすいのが魅力です。この日は母屋へ案内されました。

予約は母屋前にある紙の予約台帳に記入して待つスタイル。靴を脱いで上がると、まるで実家に帰ってきたような安堵感があります。由比ヶ浜が近いため、砂落とし用の砂はけが置かれているのも印象的でした。

この日いただいたお料理|由比コースと日本酒

前菜と日本酒
前菜はどれも一口サイズで、丁寧な仕事が感じられるものばかり。

自然とお酒が進み、日本酒の利き酒セットを注文しました。湘南で唯一残る酒蔵、茅ヶ崎の「天青」をいただけるのも松原庵ならではです。

天ぷらとお蕎
青紫蘇と三つ葉の天ぷらは、葉物野菜が苦手な主人でも美味しくいただけた一品。衣は軽く、素材の香りが引き立つため、塩でいただくのがおすすめです。天ぷらは「あられタイプ」も選べ、フリットのような食感でこちらも印象的でした。



また訪れたくなる理由
食後もつい日本酒をおかわりしてしまうほど、時間がゆっくりと流れる感覚。
松原庵は、観光の合間に立ち寄る食事処というより、「時間そのものを味わうための一軒」だと感じました。次回は、もう少し時間をとって「松原」コースをゆっくりいただいてみたいと思います。
鎌倉松原庵|店舗情報
| 住所 | 神奈川県鎌倉市由比ガ浜 4-10-3 【Google map】 4-10-3 Yuigahama Kamakura Kanagawa |
|---|---|
| 電話番号 | 0467-61-3838 |
| 営業時間 | 11:00 ~ 21:30(20:30 LO) 定休日なし |
| アクセス | ・電車 江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩3分 ・車 専用の駐車場なし |
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